ヒルクレストの少女たち

先日図書館に行った時に、見つけた本。


最初読んだのは、やはり図書館で見つけた・・・中学生の時。


この本は、シリーズ物で、現在6作品刊行予定で、4作目まで出版されています。


が、4作目が出たのは、私が中学生の時・・・。


いつ完結するんだろうな・・・苦笑


この本、第一次世界大戦時の4姉妹の話なのですが、1冊ごとに主人公が代わり、同じストーリーを別の姉妹の視点から見る・・・というような書き方なんです。


この別の視点というのが、当時の私にはとても新鮮で、面白くて大好きでした(今も好きだけど)


私、戦争物って、なんだか別世界のことみたいで感情移入できないのだけど、この本はとても感じるものがありました。


戦争そのものの悲惨さよりも、戦争によって、人はどのように変わるか・・・という面が描かれていて、感じるものがあったから。


傍若無人になるとか、そういうのではなくて、言葉数が少なく穏やかだった人が、キツイ目をするようになったとか・・・そういう感じかな。


最初に読んだ時は、確か2作目か、3作目まで出ていて夢中になって読んだものですが、20年程経った今、また違う感想を持つのかな~と思って、また読んでみたいなと思っています(^^)