後書きで・・・

私は、昔から、本の最後にある「後書き」が、大好きなんですラブ


今回は、ジョン・グレイさんの本の後書きに、秋元康さんの解説があって、やっぱり面白い視点でした。


ジョン・グレイさんの本は、何故か、大島渚監督か、秋元康さんが紹介されてることが多いんですよね~。


秋元康さんのエッセイ本は、過去に何冊か読んだ事があるけども、印象に残っているのは、非常に面白い奥様のエピソードと、特技が人数が何人であっても、ちょうど良い量の料理を注文できること(笑)


注文の話については、彼に話したら、「いや、すごいよ!!」と感心してました。


今回は、やっぱり、本が本なので、男女についての話。


同性であれば、親友になっても良いと思える相手か?と思える事が大事、というところで、ついついニンマリしてしまいました。


我が相方と知り合ったきっかけは、チャットで、意気投合したことなんですね。


だから、私もそうだったし、彼にしても、ハッキリ言って、性別はどーでも良かったんですよ(笑)


同性であったら、親友になりたかったと思うくらいに、人として大好きだし、気の合う人なんですね。


同性ではなくて、異性であったことと、仲が良かったけども異性として意識してる部分があったからこそ、恋人になったんだと思うのです。


そして、ミステリアスである・・・ということにも、演出的なものではなくて、書かれていたのですが。


一言で言うと、多面的であったり、一言では語り得ない人であることが大事だとのこと。


例えば、長く一緒にいると、こんな話題が出たら、こう言うだろう・・・とか、ある程度予想が付く部分もあり、それで安心出来る事もあるかと思います。


でも、反面、すごく退屈なんですね。


だから、意外な返事が返ってきたり、視点が面白かったりすると、とても興味が出ると思います。


わざと予想外のことを言うんじゃなく、思ったまま発言したのが、意外な答えだった・・・というのが良くて、新鮮なんですよね。


それって、特別な人が出来るわけじゃなくて、自分が何を好きか、どんなことに興味があるか、どんな意見を持っているかを日常から意識していたら、相手にとってミステリアスな発言、出来ると思うのです。


実は、私が一番意外な反応だった・・・と過去に一番驚いたことがあるのは、母かもしれません(笑)


うちの母は、とても真面目な人で、話上手・聞き上手で、面白い人なのですが、頭の固い人だと思ってたんですよ。


それが、実は、とても器の大きな所があって、融通が利くところがあって、何よりも、私の気持ちを優先してくれるところがあることがわかりました(私の気持ちを優先してくれるというのは、意外ではなかったですけど・・・)。


だから、子供の時に見てた母のイメージとも、20歳くらいに見てた母のイメージとも、今見てる母のイメージは、違います。


そぉいえば、まだ父と母がお付き合いしていた時に(2人とも、20歳前後の頃)、父が母に言ったのが、「謎の人」だったらしいのですが、今も変わらないらしく、父には、母の事がよくわからないらしいです(笑)

我が相方が母に対する印象もまた「謎の人」でした(笑)


彼は、一括りに出来ない面白い人・・・というような意味で言ったのですが、母もまた、そのような意味で「謎の人」と言われることが一番嬉しいらしく、彼の発言を伝えると、嬉しそうにニンマリしてました。