嬉しかった言葉☆

まだ27歳だった頃、当時勤めていた会社の別の部署に、


とてもチャーミングな女の子がいた。


私よりも一つ年上で、制服なしのその会社で、服装が派手だとか


スカートが短すぎると密かに女子の間で言われていた女の子。


お互い部署内で女子は1人。


男性社員は営業で出払ってしまって、部署内でお互い1人で、


電話したり、書類作成したり、資料作成したり、計算したり、


1人お茶したり、お菓子つまんだり・・・という感じで、


席も背中合わせで、毎日お仕事してた。


彼女は常に掛け持ちでお仕事してるような子で(返済しないと


いけない借金がある様子ではなく、複数してないとなんだか落ち着かないらしい)


事務仕事を6時までして、それから、パン屋さんでバイトして・・・で、


いつも、どっか、マイペースで、楽しげな感じ。


今は、ひょっとしたら、ハワイにいてるのかもしれないし、ヨーロッパにいてるの


かもしれないし、「気がついたら、飛行機に乗って、行っちゃってるかも」と


よく笑って言ってたけど、さて・・・どうだろう?


この女の子に言われて、すごく嬉しかった言葉があって、


「あなたは、しっかりしていないかもしれないけども、女の子としては、


とてもしっかりしてるね」と言われたこと。


この当時は、思いがけない言葉で、しかも、私は産まれてこのかた


「しっかりしてる」なんて言われたことのない部類の女子なので、


すごくすごく嬉しかったことを覚えている。


で、それから数年。。。


今しみじみ思うことは、確かに、この当時の私は、女の子として、


不思議なほどしっかりしていた部分があるなぁ。。。ということ。


この当時と根本的考え方は同じなので、今は全然違うということではなくて、


特別恋愛経験をつんだ女の子でもないのに、この年齢の女の子にしては


しっかりしてたかもと客観的に感じるようになった。


(恋愛に関してだけだけどね。。。)


しかし。


人間関係って、やっぱ、恋愛って、ホント体当たりであればあるほど、


良い意味の修行になると思うのだなぁ。


特に。


人と対立することが、ほぼない人間としては、必要だな・・・。


(私は、自分では好戦的な人間だと思っているので、別に避けている


わけではないんだけどね)