自分軸を得るために勉強は必要ない

何かの判断を下す時。


そこに関して、何かしらの見解や情報を持っていると、持っている分だけ選択肢があります。



それには私も相違はないし、自分なりの考えを捕らえたい時は、いろんな本を読んだり、いろんな人の意見に触れたりします。




でも。


その分野に対して情報や知識を持っているかどうかと、


自分の軸を持って判断したり、自分なりの考えを持っているかどうかというのは、


似て非なるものだと、思います。



というのは。


確かに、特定の分野で勉強をし、情報を得た上で、自分なりの見解や判断力を持つことはできるでしょう。



でも。


それは、先に自分軸があれば、


たとえ1冊の本を読んだだけでも、


たった1人の人のお話を聞いただけでも、


数分のテレビ番組を見ただけでも、


「私は、こう思う」という見解があるもんなんですよね。




つまり。


先に「私はこう感じる」「こう思う」という視点があれば、


情報が多かろうが、少なかろうが、集めようが、あえて集めないでいようが、


自分なりの考えというものは、あるんですよ。




というか。



勉強してから自分軸を確立するよりも、


自分軸を確立してから、


いろいろと興味を持って勉強する方が、


早道だし、


無駄がないし、


無理がない。






自分軸を確立するということは、


ようは、「自分は何をしたい」と思っているか感じ取れることであり、


「自分は何を感じている」のかを体感できることです。



それって。


先日記事にしたこちら の方法なんかで、事足ります。




一生懸命努力することは悪いことではないし、


一生懸命考えることも悪いことではない。



でも。



一つのことにとられると、そこにしか答えが見つからない気がしませんか。


そんなことはないんです。


もし。


もし、たった一つの方法にとらわれてしまったら、


まずは、


「他にも方法はないかな?」と考えてみてください。



おそらくは、あるはずだから。