肥田舜太郎さんを知っていますか?

こんにちは、はるです^^


8月に入ると、戦争に関する番組や、映画をよく目にするようになりますね。


特に今年は、よく目にする気がします。


私は今、新宿で働いているのだけども、会社帰りにJRの前を通りかかると、ここ最近は毎日のように、戦争反対の演説が大々的に行われています。


日本人で、戦争反対な人って、言わないだけで大多数だと思うのだけどね。。。

というか、戦争する日本を想像できないというか。。。


署名運動を見るたびに思うことだけど。

私たちが持っている一番の武器は、「選挙に行くこと」で、大多数の国民が支持していない法案に向かう政治に「待った」をかけるには、「戦争を支持していない」党に投票することで、その意思を表明することではないだろうか。


数年前の民主党を思い出すと、国民がその気になれば、ひっくり返すことができるのは、わかっているのだから。

結果的に、政権がひっくりかえったその機会を生かすことが出来なかったというだけの話で、私は民主党は嫌いではないんだよね。


原発停止も、沖縄に基地を置かないという行為も、決して間違ったことではないもの。

戦略性に欠けていたというだけで。。。


今。


支持したい党がないというのであれば、少なくとも、一つの党に力が集中することがないように、力のバランスがバラけるようにすることは可能なのではないかな。


と、思っています。


今の政治を見ていると。


20代、30代の人たちが、「投票しても意味がない」「しても無駄」と思っていることは明白です。


どうしてかというと、子供達の保育や教育よりも、年配の方達に、より予算が振り分けられていることは、感じ取れるから。

予算に際限がないのであれば、どちらにもふんだんにお金をかけることができる。

でも、足りないのであれば、どこを優先するか。


やっぱり、より支持してくれそうな年代が多いところ。。。となるのではないでしょうか。


私自身の意見としては、一番に予算をあてるのは、子供達の保育や教育・医療であって欲しいと考えています。

これは、私自身が子供ができようと、できなかろうと変わらないこと。


子供は国の未来であり、国の幸せ・発展を考えるのであれば、一番に優先して欲しいと思うから。


では、年配の人はどうでも良いのか?と聞かれると、決してそんなことは思っていません。


もし。


多くの人が、自らの健康・命を維持し、大切にし、守るという考えが育っていけば、医療費は今よりもずっとずっと抑えられるし、人生の終わりの10年間をベッドで過ごす人も減るでしょう。


人が望む長生きとは、人生の終わりの数年間をベッドで過ごすことではなくて、時々医療にサポートしてもらいながらでも、自分の足で歩き、食事をして、好きなことをして過ごして、ある日亡くなる・・・というものではないでしょうか。


ところで。


私は、戦争映画は観たことはありますが、好んで観ることはありません。

多くの方は、観たくて観てるんじゃなくて、観るべきものとして観てるのかもしれませんが。。。


私の場合は、戦争の悲惨さを感じるよりも、あまりにも現代と違い過ぎて、実感として、私事として感じることができないから。


中学生の時に、学校で見た、お母さんが被爆をして、その後産まれた子供が大きくなった時に病気になって。。。という演劇を見たことを覚えていますが、やはり、自分のことのように感じるのはとても難しいなと思います。


私が初めて、戦争って人を変えてしまうんだな。。。と思ったのは、海外の少女小説でのこと。

4姉妹のお話ですが、話が進んでいった時に、彼女達の近隣に住んでいた男の子達が兵隊として戦争に参加していく。。。すると、行く前は穏やかな性格で優しかった人が、暗い顔をして少しずつ変わっていく、、、。


肥田先生が、広島で被爆して、その後何十年も被爆した人達を診てきたお医者さんだと言うことは知っていましたが、これほど、原爆をリアルに感じたのは、初めてです。


肥田先生の想いが、熱い熱い気持ちがすごくこもっているからこそ、惹きつけられるものがあるのかなと思います。

そして、とてもわかりやすく書かれています。

肥田舜太郎さんが語る「いま、どうしても伝えておきたいこと」: 内部被曝とたたかい、自らのいのち.../日本評論社
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