私のコンプレックスの相手

誰かになりたいと思うことはありますか?

誰かをうらやましいと感じることはありますか?

私には、足りないと思うものはありますか?


私が今までで一番それを感じたのは、妹です^^

どうしてかというと。

彼女は、大好きで、情熱を傾けられるものを持っているから。

十代で、自分のなりたいものがあったから。

そして。

私は、二十代になっても、どうしてもなりたいものなんてなかったから。

だから、なりたいものがあり、情熱を傾けるものがある妹がうらやましくて仕方なかったし、私も同じようなものが欲しいと思ってきました。


妹は中学生の時点で、お化粧が大好きで、ファッションがその次に好きで、努力を積み重ねる資質も持ち合わせていて、20歳を迎える前に誰もが知るブランドの美容部員となり、百貨店で勤めていました。
入社してからも努力を重ね、情熱を重ね、上の人に目をかけてもらい、技術を磨き、天性の話術センスで売り上げも全国トップ3を維持していました。

それに対して、私はできることはあるけど、どうしてもなりたいものがなかったんです。

今振り返って、他の人にコンプレックスを感じたことがないけど(理由は、単に人と比べる要素が性格の資質として低いからだと思いますが。。。笑)、妹だけにはすごくすごくすごーーく、感じてきましたね(笑)

まぁ、姉妹同士が一番のコンプレックスの対象だとは思いますが。



今は「同じように情熱を傾けてるものがない」ことにコンプレックスは感じませんが、それは努力して感じないようにしたんではなくて、コンプレックスはすごくすごくすごく感じてきたけど、どこかの時点で、クリアになったんだと思います。

資質や性格の違いとも思うしね^^

妹はすごくしぼられた数点の中に情熱を傾けるほど好きなものがあるタイプで、

私は好きなものがたくさんあるタイプという、

ただただ、それだけの違いで、

良いも、悪いもないということなんだと思ったから。

なのかな~と思ってます。


それにしても。

こんな風に好きなものが特化されたものがある人が母親だと、やっぱりコンプレックスを感じるものなのかしら?と、ふと、姪っ子のことを思い出しました。

「私には、才能がないから」と言ってたんだよね~。

私は、「この子には、なぜか、愛される才能があるなぁ」と思ってるんだけど、そのうち伝えておこう。